寒い日が続いたとある日曜の午後、とある場所で春のような空間が繰り広げられていました。
いわき市内でアロマやアロマタロットに関するイベントや講座を行っている「エリゼあいか」さんによる《アロマタロット占い》。
今回講師となった「エリゼあいか」さんのプロフィールはこちら。
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《講師プロフィール》 エリゼあいか
6年前に《アロマタロット》の著者の夏秋裕美さんと出会う。その後、ゆみさんから直接指導を受ける。香りとメッセージの的確さ、ブレない答えにますます惹かれていき、カードの魅力を伝えたいと活動中。アロマ検定1級、2級建築士、天使のレイキティチャー、数秘&カラーアドバンスコース終了。アロマタロット講座も開設中。
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自身も天使のような優しい雰囲気のエリゼあいかさん。とても勉強家で向上心に満ち溢れ、まだまだやりたいことがあるんだとか。香りで癒される瞬間の、みなさまの表情がわたしの励みです、とおっしゃっていたのが印象的でした。
エリゼさんの的確なナビゲートにより、呼吸を整え、タロットを引きます。
今回は、【今の自分】・【本来の自分】・【本来の自分にとって助けとなるもの】の3つをそれぞれ引いて出していきます。
タロットカードというと怖いイメージもありますが、絵柄もほっこりしていて、かわいらしく、皆さん終始リラックスしたムードで会は進んでゆきました。お子さん連れの方もいらっしゃいました。
筆者も参加してみたところ、29枚あるカードのうち、天使が書かれているカードは4枚しかないそうなのですが、そのうちの3枚を引き当てて、自分の天使の引きの強さに驚きました。これは縁起がいいと上機嫌に。
それぞれに引き当てたカードの説明を聞き、ふと自分のことを考える皆さん。【今の自分】・【本来の自分】・【本来の自分にとって助けとなるもの】はこうなのかと。
妙に納得したり、今後の生活で気にしてみたり。捉え方はさまざま。
さらに、筆者はこの風景を見て、こんなふうにあらためて丁寧に自分のことを考える時間をとったことはあっただろうかとつい考えてしまいました。占いには、普段忙しい生活の中で、自分のことを鑑みるツールという側面もあるのかもしれないと思いました。そしてそれがアロマの香りに癒されながらだったら最高ではないでしょうか。
タロットカードには、絵柄の他に一つ一つアロマの香りが書いてあります。レモン、ミント、ラベンダー、ネロリ、イランイランなどなど。
タロットで出した3枚カードの3つのアロマの香りを岩塩の入った瓶に入れて、ブレンドします。できた香りは、皆さんで回して、それぞれの違いを楽しみます。人それぞれ全く違う香りになって、「大人っぽい香り」とか「懐かしい香り」とか思ったことをぽんぽん言ってわいわいと盛り上がりました。最後はリボンを結んで皆さんお土産に。お風呂に入れてもよいそうですが、皆さんもったいないとおっしゃってました。枕元において、夜寝る前に香りをかいでみるとか、クローゼットやお気に入りの場所に置くなど楽しみ方は様々のようです。
会場となったカフェキートスでは、当日は《塩キャラメルラテ》や《塩バニララテ》など、偶然なのか“ 塩 ”のつくメニューが好評でした。
終始、春のような香りとムードの中、穏やかに時間がすぎていました。
Photo & Text /Chou NAKAOKA