さて、ではレポートしてゆきます。
昼間の暑さもチルアウトした日曜の夕方。ぽつぽつと人が集まりはじめます。
音楽とともに窓の外がだんだん暗くなるのも素敵でした。
↓ネックを持っている・・・のではなく、弾いてます。タッピング奏法。
個人的な感想になりますが、へヴィメタでしかライトハンドを見たことがなかったので、それをアコースティックギターで弾く小川さん、凄いです。
(小川倫生さんをもっと知りたいという方はぜひこちらで試聴などを。)
キートスの高い天井にアコースティックギターの粒だった音が心地よく響き渡ります。
演奏中と演奏後と、オンとオフがシームレスな小川さん。菩薩のようだと思いました。
見切れてますこの黒い音符のキャラクターは、名を《くろこ》と言います。
『木を植える音楽』の販促のマスコットキャラクターにカッパーナくんというキャラクターがいます。カッパーナくんは『木を植える音楽』ができた時からいわきの新舞子での植林を手伝ってくれたり、『木を植える音楽』関係のライブの際には売り子としてお手伝いをしたりと、毎回『木を植える音楽』に一役買ってくれているキャラ。
残念ながら『木を植える音楽』の生まれた栃木県在住なので、いわき側のアンサーキャラをこの《くろこ》に担ってもらうことにしました。
木が育つように『木を植える音楽』のプロジェクトは今もなお、にょきにょきと成長を続け、続いていきます。植物の生長を愛でるように、見守って、時に助けていただけましたら幸いです。
(カッパーナくんが植林し、その1年後にくろこがクロマツの成長の様子を見に行った様子はこちらの動画を)
最後の曲は《雨の森》という曲。小川倫生ソロバージョン。『木を植える音楽』にも収録されている曲です。(アルバムではハープ奏者の安生正人さんとの小川倫生×安生正人.ver)
人と自然の調和を願って作られたというこの曲。いわきでの演奏は初。ぞわーっと全身に鳥肌が立ったのは、ギターを弾いているというより、祈りを見ているようだったからだと思います。
以下はいくつかの動画、ショート.verです。
↓車のライトが流星のよう。。
↓これまで、7タイトルのアルバムを世に出している小川さん。物販コーナーには『木を植える音楽』もありました。この中のいくつかはカフェキートスでも試聴&購入できます。
この日のスイーツはシフォンケーキとブラウニーのどちらからも怒られそうなネーミング(店主談)の《シフォウニー》。シフォンケーキとブラウニーのいいとこどりのスイーツだそうです。
毎回思いますが、今後写真を撮るときは笑顔か白目にします。(店主談)
【おまけ】谷川俊太郎の詩だそうです。友人に教えてもらいました。『木を植える音楽』と不思議とシンクロしてますね。
木を植える
それはつぐなうこと
わたしたちが根こそぎにしたものを
木を植える
それは夢見ること
子どもたちのすこやかな明日を
木を植える
それは祈ること
いのちに宿る太古からの精霊に
木を植える
それは歌うこと
花と実りをもたらす風とともに
木を植える
それは耳をすますこと
よみがえる自然の無言の教えに
木を植える
それは知恵それは力
生きとし生けるものをむすぶ
(詩:谷川俊太郎)
Photo & Text /Chou NAKAOKA